受胎調節にはいろいろな方法がありますが、日本でも低用量ピルが承認され、続いて女性用コンドーム、さらにこれまでの子宮内避妊具(IUD)に銅付加をしてその避妊効果を高める銅付加IUDが発売されました。男性コンドーム一辺倒だった避妊法の選択肢が急に広がってきました。
受胎調節の条件としては、
1.避妊効果が高い
2.性感をそこなわない
3.副作用や危険がない
4.可逆的である(やめれば、また妊娠ができる)
5.だれにでも容易に使える
6.男性の協力なしで女性の意思のみでも可能である
などがあります。
日本での実情は、既婚女性の避妊法としては70%以上がコンドームであり、基礎体温法+オギノ式算出法(リズム法)20%、性交中絶法10%であり、ほとんどが避妊効果が低く、失敗率の高い古典的避妊法であり、IUDやピルなどの有効な避妊法をおこなっている人はきわめて少数です。100人の女性が1年間避妊をおこなった場合に、妊娠する比率は、ピル0.1〜3%、通常 IUD1.8〜5%、銅付加 IUD0.6%であるのに比して、コンドーム3〜14%、リズム法9〜25%と日本でおこなわれている避妊法の失敗率が高率なことは大きな問題です。
今後は低用量ピル、銅付加 IUDなどの近代的避妊法を含めてそれぞれの方法の長所、欠点、しくみを理解して自分に適した方法を選択することが大切です。