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HOME>頭部>歯と口とあごの病気>歯と歯肉(歯ぐき)の病気>おそく生える(晩期萌出)、生え替かわるのがおそい(晩期残存)

おそく生える(晩期萌出[ばんきほうしゅつ])、
生え替わるのがおそい(晩期残存[ばんきざんぞん]

 晩期萌出は異常におそく歯が生えるもの、晩期残存は乳歯が抜けないで残っているものです。表の時期よりも2〜3カ月おそくても異常ではありませんが、まれにはじめから歯の芽が欠けていて生えてこないこともあれば(無歯症[むししょう])、また骨の中に埋もれたまま、生えてこないこともあります(埋伏歯[まいふくし])。
 1本あるいは少数の歯に異常が起きることは少なくありません。この場合には障害はほとんどありませんが、骨や歯の病気によることがありますので原因を調べる必要があります。
 多数の歯が生えてこない場合にはホルモン、ビタミンなどの異常、全身の病気の一症状などのことがあります。また、埋伏歯では、まわりに嚢胞[のうほう](水のたまるふくろ)ができたり、炎症を起こしたり、神経痛のように痛むこともあります。



→顎骨嚢胞>歯根嚢胞
→早く生える(早期萌出)>歯のできる時期と生える時期


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