どの程度、日常の生活活動が正常におこなえるか、いい換えると他人の助けを必要とせずに自分自身で日常生活が可能かが、スクリーニング的な機能評価となります。日常生活動作のことを国際的にADLと呼んでいます。
この日常生活動作は、表に示すように起座、衣服の着脱、食事など、簡単で基本的な生活動作と、買い物、料理、そのほかの家事などすこし複雑で高度な生活業務の2種類に分けられます。これら日常生活動作の各項目がすべて独自にできる高齢者は、まず合格といえます。もしも1項目でも他人の助けが必要であったり、現時点ですでに何項目も独力でできない人は、将来、在宅生活がしだいに不能となり、入院、施設入所を余儀なくされる危険が高いといわざるをえません。
いったい、その人はなぜその状態になっているのか、その進行を防止する手段はないのか、それを見きわめることが次の目標となります。
この点で、視力、聴力、歩行、起座、転倒、失禁など高齢者特有の問題点がないかどうか、さらに、精神面での活動性をも評価する必要があります。これら体力および精神のおとろえは、しばしば高齢者のADL低下の原因となるものです。
「高齢者の健康度チェック」は、これらを網羅した、一般の人にもできるものです。
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高齢者の健康度チェック