性欲があるにもかかわらず、性交しても性的快感を感じない状態をいいます。性感が欠けていたり、オルガスムスがなかったり、その内容はいろいろですが、この症状だけが単独にあらわれるよりも、いわゆる不定愁訴などと混在して複雑な症状を示すのがふつうです。
性交時に痛みを感じる性交疼痛症
[せいこうとうつうしょう]、有痛性交は性交困難ともいわれ、器質的な原因のあることが多いのですが、心理的な問題も誘因になります。逆に性交疼痛症が不感症の原因になることも珍しくありません。
これに対して冷感症は、性欲が欠乏し、性交を望まないばかりか性交を忌み嫌う場合です。性的刺激にまったく反応せず、性的に冷淡であり、性に無関心な状態です。
いずれにしろ器質的な原因、具体的な婦人科の病気が原因の場合も十分あり得ますので、両方の原因について調べる必要があります。
困ったときは1人で悩まずに、身近にいる産婦人科医にまず相談してみてください。専門家を紹介してくれるはずです。
最近はわが国にも、セックスコンサルタントがすこしずつ生まれていますので、ぜひこの専門家のカウンセリングを受けるとよいでしょう。
カウンセリングは1対1でおこなうもの、夫婦いっしょに受けるもの、家族カウンセリング、グループカウンセリングなど、その目的や患者の状態に応じていろいろな種類があり、その治療法も専門性の高いものです。