漢方薬を使って治療しよう
漢方薬といえば中国のイメージであったり、なにやら怪しげな成分の薬を飲まされるのではないかと不安を感じる方も少なくありません。
実際に中国や韓国の漢方薬には水銀や砒素(ヒ素)、カドミウムなどの危険な成分が入っていることが問題視されています。
日本ではこのようなものを薬として使用することに対して非常に厳しい環境にあります。
当然ですよね、薬を使って体を壊してしまうのは何のために治療をしているのかわかりませんから。
日本のきちんとした機関から処方される漢方薬は安全です。
厳重な管理をされ、危険な成分を含む漢方薬は医薬品として処方できなくなっています。
漢方薬といえども全て中国などから情報を仕入れている訳ではなく、日本独自で研究している分野も多くより安全で効果を高めることが重視されています。
なので、自分で中国から買い付けたものを服用したり、個人輸入したりしたものを使っていくのはやめてください。
漢方薬は医薬品です。勝手な思い込みで使用すると大事故に繋がる可能性があります。
漢方薬を処方してくれる病院
漢方薬を処方してくれる病院は全国にあります。
最近では大学病院でも東洋医学の分野として漢方薬を扱う場所が増えてきました。
個人の診療所でも、昔から漢方薬を扱う場所も少なく無いですし、東洋医学クリニック、漢方クリニックという名前で
専門的に診療や治療に取り入れている場所もあります。
漢方薬とひとくちに言いましても値段も安ければ、驚くほど高価で医療費どころではないようなものだってあります。
貴重な材料を使えば使うほど、その値段はあがります。
コンビニなどで売っている栄養ドリンクをイメージしてみてください。
一般的でありふれた原料を使った栄養ドリンクは、セールですと100円以下になっていたり、高くても150円程度ではないでしょうか。
それが貴重な材料をプラスしていけばいくほど、500円、1000円、3000円、と値段が高くなっていきます。
この数千円するような栄養ドリンクは、とても高級な漢方薬の成分を含んでいることが多いです。
病院では健康保険が適用できるもので調剤して処方してくれますから、気が遠くなるような値段になることは稀です。
不安な場合は保険内でお願いします、と一言添えておくと良いと思います。
そして、やはり病院は治療や診療だけではなく検査という項目も加わってきますのでより安全で正確な治療が可能です。
漢方薬を処方してくれる薬局
この漢方薬を処方してくれる薬局というのも全国に非常に多く存在しています。
インターネットでも、漢方薬局と検索してみますとその数の多さに驚かされるかもしれません。
漢方薬専門に扱っている薬局の薬剤師さんは、その道の超ベテランです。
薬剤師と言えども時代が時代なら「医者の先生」と呼ばれるような方がとても多いのではないでしょうか。
最新の検査器を使ったり、手術をしたりはしませんが、触ってみたり顔色や症状から判断したりと状態をみるプロです。
漢方薬局では、「頭痛がする」と言って「ではこのあたりはどうでしょうか」と薬が出されるような事はないはずです。
まず予約などを使い、実際に診察やカウンセリングにあたる時間が設けられている場合が多いですよね。
このカウンセリングから、その方に一番適している漢方薬を調剤して処方するのです。
本人の為に合わせて作られますので、とても効果のあるケースが多かったりします。
全国で名の知られている漢方薬局は、名古屋の東海漢方薬局。大阪の誠芳園。福岡の太陽堂などがあります。
不妊治療から、難病治療まで全国広く活用されています。
また、薬局から処方された漢方薬を使っている方の中では、パンダ印(日本中医薬研究会)の薬店の人気が高いです。