花粉症(アレルギー性の炎症)と漢方薬
花粉症といえば全くでない人もいれば毎年悩まされる人もいる花粉に対するアレルギー性の症状ですよね。
春のスギがやっぱり一番有名ですけれど、秋のブタクサなんかの花粉でも花粉症になる方がいらっしゃいます。
私は春は全然平気なのに秋になると、くしゃみや鼻水、まぶしく感じて目があかなかったりとなる秋花粉症タイプです。
原因を完全にシャットダウンして接点を無くすのが一番症状がでなくて良いわけですが、
実際そういうワケにもいかないので、どうやって付き合っていくかが重要視されますよね。
花粉症の季節になると、目薬に鼻炎薬に点鼻薬、飲み薬、マスク、どれをどう使っていいのかわからないぐらいグッズが販売されます。
そのうちの大体のものが、症状を緩和させる。体内に入れないようにする、など受けの姿勢です。
一時的に花粉症の症状を治めて、このつらーい時期をなんとかやりすごそう、そういった感じではないでしょうか。
これから何十年もそういう付き合いをしていくのに、気が遠くなってしまいますよね。
ここで体質自体を変化させて花粉症の出にくい体に作り変えていくことも考えてみませんか?
その分野は漢方薬です。私の体験でいうと漢方薬は驚くほど効きます。
そろそろかな、と思う季節に飲み始めて、シーズン中は他の目薬も鼻炎薬もいらないぐらい快適に過ごすことができました。
あなたも漢方薬を使って花粉症を撃退してみませんか?
漢方薬の花粉症における考え
漢方薬の考えというのは、体の中の血や、水の巡りを正常に整えて健康な体を作ることにあると思います。
花粉症に対してもそうです。西洋的な理屈でいくと、体内に入った花粉に抗体ができてその防御反応でうんぬん。
といったかんじになると思います。この理論はもうあえて説明する必要もないぐらい知られていることですよね。
漢方薬の分野、東洋医学の花粉症治療における考えというのは驚くほど知られていません。
なんとなく飲めば治ってしまうのが薬、というイメージですからその理屈まで興味がないのは一般的なことです。
東洋医学では、簡単にいうと悪い水が停滞しているから花粉症に対抗することができない。と考えます。
その原因は冷えにあったり、胃腸の状態にあったり、つまり故障箇所をだましだまし修理して使うのではなく
機能に不具合が発生しているのなら、全体を修復してしまえば故障しないだろう、といった感じです。
非常に広い分野で見ていることがわかるのではないでしょうか。
花粉症に漢方薬をすすめる理由
漢方薬をすすめる理由はいくつもあります。
まず、大きいのが眠くならないことです。これから通勤しようという時に眠くなる成分があると大変なことです。
そして、作用の強い薬を飲んでいると胃が荒れたりしてムカムカしてしまうこともあるとおもいます。
一緒に胃薬なども出されるケースもあることから、胃への影響がよくないことは明白ですよね。
漢方薬は胃などの調子をととのえて循環をよくしているので、むしろ胃が快調になるケースもあります。
しかしやっぱり、牛乳を飲むと下痢になってしまう方が存在するように、体質的に合わない成分が副作用としてでてくることもあります。
この場合は、薬剤師さんやお医者さんに言って薬を変えてみてください。
そう、この薬剤師やお医者さんに相談するということも重要なんですよ。
「花粉症用漢方薬A」が誰が飲んでも効果バツグンとはいかないのです。
人によってはB、人によってはC、AとBを一緒に使ったら驚くほど効果がある、など個人で違ってくるのです。
それを見極めるのは素人には難しいことですから、お仕事にしているプロに任せてしまうのが一番です。
自分のためだけのオーダーメイド漢方薬を処方してもらって、それが本当にピッタリマッチした場合、
体質自体がきれいさっぱり改善されて、この先薬を使わなくても発症しなくなることだってあるんです。
主に症状がひどくてつらい場合には小青竜湯、杞菊地黄丸など、体質から変えていきましょう、という場合には
八仙丸という漢方薬などが使われたりしますので参考までにどうぞ。
ツムラ漢方薬で花粉症を治そう
ツムラ漢方薬で花粉症が治ることをご存じですか?ツムラやカネボウで漢方薬を取り扱っていますが、どうやってどの漢方薬を買えばいいか悩みますよね。東京にはたくさん漢方の相談をできるところがありますが、地方ではあまりないかもしれません。ネット上で漢方の相談ができる窓口が多数あるので相談してみてもいいかもしれません。漢方薬は薬膳として使用されたり、更年期障害やアトピーも効きますが、ここでは、基本的に花粉症にはどんな漢方が有効なのか見ていきましょう。
ツムラ漢方薬で花粉症対策!!
ツムラ漢方薬が花粉症に効くのをみなさんはご存じですか?春や秋、季節の変わり目になると花粉がたくさん飛んで、花粉症が辛いですよね。花粉症の薬などもありますが、漢方が利くんです。花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎は、鼻腔粘膜が特定の物質に対して反応を起こし、くしゃみや鼻水、鼻づまり、また目のかゆみや充血などを伴う鼻炎のことを言います。漢方ではアレルギー性鼻炎は「冷え・鼻づまり・熱」の三つに大きく分類されます。