そのイライラの原因は何?
最近なんだか訳もなくイライラする。
まわりに当たり散らしてしまうし、仕事も家事もうまくいかない。
そんなことで頭を悩ませて余計自己嫌悪に陥ってイライラしてしまう状況になっていないでしょうか。
これはストレスによって自律神経がうまく働かなくなっていたり、ホルモンのバランスが崩れていたり
女性ならば生理前のホルモンが不安定な状態であったり、更年期障害が原因として作用していることが考えられます。
イライラぐらい放っておけば大丈夫と、美味しいものを食べてゆっくりお風呂にはいって眠れば回復してしまう人もいます。
しかし、原因が精神的なものだけでなく肉体的なものである場合、それだけではなかなか回復しません。
これは一種の体の悲鳴とも言える症状です。
日常生活に支障が出てしまう事も多くあるのでなるべく早く原因を取り除くことを考えましょう。
自律神経失調症によるイライラに効く漢方薬
自律神経失調症によるイライラは、実際はとても多いのに自分で気づかないケースが多いのが特徴です。
慢性的に頭痛がしたり、何を食べても美味しく感じなかったり、胃が不調だったり、すぐ疲れてしまったり。
イライラの他にも、気分が沈み不安に突然襲われたりする症状はないでしょうか。
もしかしたら自律神経失調症かもしれません。
この自律神経失調症のイライラに効く漢方薬の一例をあげてみましょう。
これは胃腸薬です。胃腸薬で何故イライラが解消するのかと思われるかもしれませんが、そこが漢方薬の特徴ともいえます。
不安からイライラして沈んでしまう、そんな時には良い効果が現れる場合があります。
心を安定させます。
のぼせとイライラによく効く漢方薬です。イライラして眠れない時症状のある時などに使用されることがあります。
体力が落ちていると副作用が現れやすい為、体力のある方に処方されます。
生理前のイライラ、更年期障害に効く漢方薬
女性ならば悩まされる事の多い、生理前のイライラと更年期障害。
これも漢方薬できちんと緩和させることができます。
まさに女性の為の漢方薬とも言えるのがこの加味逍遙散です。
体をあたためて血液の循環をよくし、生理痛や頭痛などにも効きます。
生理中のイライラだけではなく更年期障害にも使えます。他に漢方薬を使っている場合は使用できないケースがあります。
普段からイライラして怒りっぽい方でも、服用することで改善するかもしれません。
これらの漢方薬は、ツムラ、カネボウ、小太郎漢方(コタロー)などから出されています。
服用にあたり、安全に使用する為には必ず医師や薬剤師に相談の上処方してもらうようにしましょう。