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病気についてを学ぼう

索引    調べたいのはどの部位?

脳の血管回復に大豆

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 中国では、脳卒中の発作をおこしたあと、舌がこわばってうまく話ができないときに、大豆の水煮がよいといわれます。あめ状になったものを食べつづけるうちに治るといいます。これはいわば大豆のエキスなので、常食することによって、傷んだ脳の血管が回復されるためだと考えられます。



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西欧でも注目の食物薬、玉ねぎ

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 クセルエチンという色素が高血圧症を防ぎ、サイクロアリインやそのほかの成分が血栓を予防したり、できてしまった血栓を溶かしたりすることが実証されています。
 さらに、善玉コレステロールをふやすはたらきもあります。また、血管を強くするビタミンCも多く含まれていますから、たくさん食べると脳梗塞や心筋梗塞(しんきんこうそく)の予防に役立ちます。
 うす茶色の皮の煎じ汁にも薬効があり、高血圧症や動脈硬化症を防ぎます。




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予防にも回復にもよい、ごぼう

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 ごぼうは古くから強精作用があるといわれていますが、それはごぼうに含まれるアルギニンという成分が、性ホルモンの分泌を促すからです。また腎臓の機能を高める効果がありますが、これはイヌリンという成分のためで、老廃物の排泄がスムーズになります。
 さらに豊富な食物繊維の整腸作用が老廃物を排出します。便秘が解消されることは、血圧の上昇を防ぐことにもなります。
 これらの相乗作用で新陳代謝が高まり、血液循環がよくなることから、脳卒中の予防にすすめられています。
 常食するのがよく、それにはごぼう粥にするのがいちばんです(お粥の作り方の項も参照)。これは発作後の後遺症の回復にも効きます。
 そのほか、きんぴらごぼうや煮ものなどの常備菜を作っておき、毎日少しずつ食べるのもよいでしょう。

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皮が血管を強くする、だいこん

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 皮に含まれるビタミンPには、毛細血管を強くするはたらきがあります。不足すると、歯ぐきから出血しやすくなります。
 血管をじょうぶにするには、皮つきで食べます。
 脳卒中で半身まひの症状が出たときには、だいこんめしにして食べるとよいといわれています。ごはんにまぜれば、常食することができるからです。だいこんおろしと、しょうがのすりおろしたものをあわせて食べたり、切り干しだいこんの煎じ汁を飲んでも効きめがあります。


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手足のしびれをとるヨモギ

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 春先の若芽は草もちに、葉は入浴剤に、葉の裏の毛はもぐさにと、利用範囲の広い野草です。
 薬効は葉と根にあります。葉は6〜7月に採り、日干しにして保存します。根は季節を問わず、使うときに採り、洗ってすぐ、新鮮なうちに使います。
 手足のしびれには、葉の煎じ汁を用います。煎じるとき、酒を使うとより効果的です。1回に、ヨモギの葉12gを煎じます。
 かわりに桑の葉20gを煎じても、同様の効果が得られます。

気力を補うのに効果的なイカリソウ

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 高さ30cmほどの草で、本州の東北地方以南の太平洋側、四国に分布し、春に紅紫色の花が咲きます。
 初夏に葉や茎を刈りとり、日干しにしたものが民間薬として使われます。強壮剤として知られ、気力の回復に効果があります。
 乾燥させた全草10gを煎じて服用します。または、粉末にして、薬のように飲んでもよいでしょう。多量に用いると胃にわるいので、分量はきちんと守りましょう。

葉緑素が効くクマザサ

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 クマザサから抽出したクマザサエキスにはたっぷりの葉緑素(クロロフィル)が含まれています。これは、人間の血液とほぼ同じ化学構造をしているため、「緑の血液」ともよばれ、よごれた血液をきれいにし、細胞を活発にさせるはたらきをもっています。
 葉緑素のほかに、食物繊維やビタミンA・B・C・E・Kやカルシウム、アミノ酸も含まれ、貧血や高血圧症、動脈硬化症に著しい効果があることが知られています。脳卒中の予防はもちろんのこと、発作後の精神安定にも役立ちます。
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減塩で高血圧症を防ぐこと。たんぱく質は十分に


高血圧は血管に負担がかかる
 脳の血管がもろくなり、破れて出血したり(脳出血、くも膜下出血)、また、つまって血液が流れなくなる(脳梗塞<のうこうそく>)状態を総称して脳卒中といいます。脳梗塞は2タイプあります。ひとつは脳の血管の動脈硬化が原因でおこる脳血栓で、もうひとつは、脳以外の心臓や首の動脈の血栓が脳まで流れてつまった脳塞栓(のうそくせん)です。
 脳卒中を防ぐには、高血圧症と動脈硬化症に気をつけることが必要です。減塩を心がけ、1日10g以下におさえます。食物繊維も大切で、血圧上昇をまねく便秘を解消し、コレステロール値を下げるはたらきもあります。

たんぱく質不足は脳卒中のもと
 島根医科大学では、実験用として、高血圧症、動脈硬化症、脳卒中になりやすいネズミを作り出しました。これらのネズミは遺伝素因が強いため、ふつうのエサをあたえていても血圧が上がり、早く脳卒中をおこして死亡してしまいます。ところが、エサにたんぱく質を多くまぜると、脳卒中にならないことがわかりました。
 また、農村では脳卒中が多発し、漁村では少ないデータがありますが、これも、たんぱく質をきちんととっていると脳卒中になりにくいことを示しています。
 コレステロールを心配するあまり、たんぱく質を制限するのはまちがいです。動物性と魚類、植物性たんぱく質は半々にとるのが理想的です。
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脳は大食漢
 血液が運ぶ酸素や栄養素のうち、20%は脳が消費する。思考力や判断力が鈍くなるのは、脳が空腹のサイン。



脳の重さは?
 頭の大きさにもよるが、大人なら体重の1/40くらいが平均。男性は1300〜1400g、女性は1200〜1250gほど。
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アメリカで大人気の大豆レシチンとは?


 健康先進国アメリカで、「いまや家庭の常備品になった」といわれているのがレシチンです。
 レシチンというのは、卵黄や大豆に含まれている脂質の一種で、脂肪を細かくする乳化作用があります。これが体内では重要なはたらきをするのです。つまり、レシチンはコレステロールが集まったり、固まったりするのを防ぎ、血管をきれいに掃除して、動脈硬化を防いでくれるわけです。
 動物性たんぱく質のとりすぎが大問題となっているアメリカでは、当然のことながら大豆レシチンがすすめられています。著名な医学博士が「レシチンとは、生か死か二者択一を決める物質である」と断言するほどです。
 それほど大人気になったのも、レシチンの次のような効果が成人病予防にピッタリだからです。

●血液を固まりにくくする
●善玉コレステロールをふやす
●細胞がよみがえる
●脳の機能が活性化し、老人ボケを予防する
●ビタミンEを同時にとると、Eのはたらきを高める

 以上の効能をもつ大豆レシチンは、顆粒、粉末、カプセル、錠剤が市販されています。1日たった2さじの大豆レシチンで血管が若返るということで、日本の栄養学者も注目しています。



そばは、そば湯と薬味が命


 そばに含まれるルチンは、毛細血管を強くするはたらきがあり、高血圧症や脳出血の人によい食べものです。
 しかしルチンは水に溶けやすいため、ゆで汁(そば湯)を飲まなければ意味がありません。
 またルチンは、ビタミンと同時にとると、体内で効率よくはたらきます。薬味のだいこんおろしや青じそも、成人病予防に一役買っているのです。
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お粥は老人や胃の弱い人をはじめ、ダイエットにもおすすめ。
ここでは、基本的な作り方とコツを紹介しましょう。


イラスト  まず米を洗います。洗う際、手早く水を捨てないとぬか臭くなるので注意します。
洗ったあとは、ざるに上げ、1時間ほどおいて、しっかり水けをきることも大切です。
 お粥を作るためのなべは土なべ、それも行平(ゆきひら)土なべが理想的です。
熱がやんわり回るため、長時間弱火で炊くお粥に最適です。ない場合は厚手なべでもかまいません。
 炊き方も大事です。なべに米と水を入れ、火にかけて沸騰したら弱火にし、あとは吹きこぼれないように数回に分けて差し水をしながら、ゆっくりコトコト炊きます。途中でかきまぜると、粘りが出て、のりのようになってまずくなるので、十分気をつけます。
 体調が思わしくないときは、薬粥にするとよいでしょう。お粥を前述のように炊いたあとで、症状に効く材料をすばやく入れて2〜3度煮立たせます。こうして薬効エキスがしみ出るのを待ってから食べます。
 忙しい人や、1回ごとにわざわざ作るのが面倒な人は、多めに作り、1回分ずつ冷凍しておき、食べるときに解凍するとよいでしょう。

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●薬粥にあう主な材料と薬効
材料 薬効
あずき リウマチ
クコ 冷え症
ごぼう 脳卒中
サネブトナツメ 更年期障害
ハトムギ 糖尿病
やまいも スタミナ不足
緑豆 夏バテ
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生の玉ねぎ1/2個で善玉コレステロール値が上がる


 フランスでは昔から、馬の足の血管がつまり、まひをおこしたときには、多量の玉ねぎを食べさせるという療法があり、人間の心臓病にもよいとされてきました。
 これに着眼したのがアメリカのタフト大学の教授で、実際に試してみた結果、次のように予想以上に効果のあることがわかったのです。

●生の玉ねぎを1日1/2個食べただけで、善玉コレステロール値が上がる。この場合、加熱した玉ねぎでは効果がなく、また刺激のない紫玉ねぎでもダメ。
●血栓ができないようにするはたらき、また血栓を溶かすはたらきは、生はもちろん、加熱した玉ねぎにもある。
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葉緑素はコレステロール値を下げる


 国立健康・栄養研究所の辻啓介博士らは、葉緑素に強力なコレステロール低下作用があることを実証しました。
 グラフのように、ネズミに高コレステロール食を食べさせても、葉緑素が加わるとコレステロール値がグーンと下がったのです。しかも減らされたコレステロールはすべて悪玉で、善玉は逆にふえていました。つまり葉緑素には、動脈壁にこびりついたコレステロールを排除するはたらきがあるのです。実際、ネズミの糞便には、コレステロールが多量に含まれていたということです。
 なお葉緑素は、緑色野菜や青のり、ワカメやコンブなどの海藻類にも含まれています。

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