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病気についてを学ぼう

索引    調べたいのはどの部位?

どうきの特効薬卵イラスト

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 卵の黄身の部分は、漢方では血液や体液を補う作用が強いとして、心臓病に効果があるとしています。しかも、血中コレステロール値の上昇をおさえるリノール酸も含まれています。
 特に卵油は、心臓病の民間薬として知られています。手作りができ、保存もきくので、たくさん作って毎日茶さじ1/3ずつ朝晩飲みましょう。滋養や強壮にも効果的です。

狭心症によく効くらっきょうイラスト

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 漢方薬のなかでも、狭心症に効くことで有名なものに、括呂がい白白酒湯(かろがいはくはくしゅとう)という処方があります。らっきょうと、キカラスウリの根を酒と水で煎じたもので、左胸からみぞおちにかけての痛み、左肩や腕に散る痛みに効きます。つづけて服用すれば、心筋梗塞(しんきんこうそく)の予防にも役立ちます。
 うす味のらっきょう漬けも効果が期待できます。食事のたびに、2〜3粒を食べつづけましょう。

発作を予防するカキ

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 海のミルクとよばれるカキには、タウリンというアミノ酸が豊富です。タウリンは、心臓の異常な興奮を鎮め、また血管内に発生する血栓を防ぐのにも効果的です。心臓発作が心配な人には最適の食べものです。
 発作が心配で不安がつのる人には、カキの殻がおすすめです。乾かして粉末にして飲みますが、それより貝殻を洗い、水で煮て、エキスの出たスープを飲む方法が、簡単で効果的です。

血圧を下げて発作を防ぐしいたけ

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 コレステロールを下げる作用が注目されています。常食することによって、血圧や血糖値が下がり、高血圧症、高脂血症、動脈硬化症、糖尿病などを予防します。
 またノーエネルギー食品のため、肥満防止によく、心臓病患者にはおすすめです。生より干ししいたけのほうが薬効が高く、煎じたり、粉末にしてお湯で溶いて飲んでも、効果が得られます。



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弱った心臓に豚の心臓

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 弱った臓器を強くするには、動物の同じ臓器がよい、というのは中国特有の考え方で、これを「同物同治」、または「以類治類(いるいちるい)」といいます。
 そこで弱った心臓にすすめられるのが豚の心臓(ハツ)です。精神を安定させるはたらきもあり、心労の多い人にむきます。
 ハツは臭みがあるため、下準備が大切です。よく洗い、白いすじや脂肪をそぎ落としたら、大きく2〜3つに切ってざるに入れ、流水をかけて血を洗い流します。そして熱湯にさっとくぐらせると臭みがとれます。
 これを、しいたけやきくらげ、キンシン菜などといっしょにスープや煮もの、炒めものに使うとよいでしょう。
 スープの場合は、あくをたんねんにとり除くとおいしくできます。
 なお心臓は、豚のハツに限らず、鶏や牛、羊のハツを利用しても同様の効果があります。

血液がサラサラになるきくらげ

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 桑などの樹木に寄生するきのこの一種で、黒きくらげと白きくらげがあります。コリコリした歯ざわりでクラゲに似ているため、木クラゲと名づけられたとか。
 おもな薬効は血液の浄化作用で、動脈硬化症、高血圧症に効きめがあり、狭心症や心筋梗塞(しんきんこうそく)を防ぐはたらきがあります。
 食物繊維が多く、しかもノーエネルギーのため、発作の誘因ともなる便秘や肥満防止にもよい食べものです。
 黒きくらげには鉄とカリウムが多く、貧血と高血圧症にすすめられます。
 中国料理の材料として、乾燥したものが市販されており、手軽に購入できます。
 水でもどし、石づきをとってから、炒めものや煮ものに入れて食べるほか、蒸したり、煎じたりして利用します。蒸しきくらげは、きくらげの薬効エキスが簡単にとれる一品です。

心臓発作が心配で不安な人にキンシン菜

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 ユリ科のホンカンゾウの花蕾(からい)を乾燥したもので、中国では栄養価の最も高い野菜とされ、料理によく使われます。
 鉄分がたっぷり含まれ、貧血の特効食ですが、同時に血液浄化作用もあります。また別名を「忘憂菜(ぼうゆうさい)」「安神菜(あんしんさい)」というように、精神不安をとり除くはたらきにすぐれています。
 狭心症の発作をおこした人は、再発作の不安にかられて心配しがちです。そんなときには、キンシン菜を煎じたスープがよいでしょう。

摘みたてのものが効くツユクサ

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 薬効は、地上部の全草にあり、心臓病には青汁が効きます。採ったばかりの新鮮なツユクサの地上部を水で洗い、細かくきざんで、すりつぶします。これを布でこしたものが青汁です。
 1日に、コップで1〜2杯の服用が適当です。冷え症や虚弱体質の人は、しょうがのおろし汁を加えて飲むか、乾燥させたツユクサを煎じて飲みます。
 夏の開花期に採った全草を、日干しにして保存すれば、冬のあいだも利用できます。煎じるときは、15gを1日の分量とします。

強心作用があるマタタビ

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 マタタビは、秋にだいだい色の果実がつきます。先のとがった楕円形で、大きさは2〜3cmです。虫の卵を産みつけられた花からできた果実は、こぶ状のまるいふくらみ(虫こぶ)があり、この果実に限って薬効があります。生薬では、これを木天蓼(もくてんりょう)といいます。血液の循環をよくしたり、利尿、鎮痛の効果があります。これは、漢方薬局で購入できます。
 虫こぶの煎じ汁を服用したり、焼酎に漬けこんでマタタビ酒を作って飲みます。

血管壁を強くするアカマツ

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 薬効は葉にあり、クセルエチンという成分とビタミンCが血管の壁を強くし、高血圧症によく効きます。1年を通して利用できるので、必要なときに葉を採り、水で洗って使います。
 生の葉をかみ、にじみ出た汁を少しずつ飲みこみます。焼酎に漬けて、マツバ酒にして飲んでもよいでしょう。焼酎1.8リットルに対し、アカマツの葉350g、グラニュー糖100gが目安です。3か月ほどおいて、布でこしてできあがりです。

むくみがあるときにソクズ

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 虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)に限らず、心臓のポンプ機能が低下して血液がたまる、うっ血性心疾患などの心臓の病気では、むくみがあらわれることがよくあります。こうしたむくみには、ソクズの煎じ汁が効果的です。
 ソクズは、クサニワトコともいい、すぐれた利尿作用があります。
 全草が利用できます。8〜9月に刈り採って日干しにします。1回10gを300mlの水で1/3量になるまで煎じ、食前30分に服用します。

苦みが心臓病に効くイタドリ

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 漢方の考え方では、心臓に関係のある味は苦みで、民間薬のなかでも、苦いものが心臓疾患に効くとされています。
 イタドリの根茎(こんけい)は苦く、さらに、血圧を上げやすくする便秘も解消するため、心臓病の人には一石二鳥です。秋から冬に掘り採った根茎を、水で洗い、細かく切ってから日干しにし、保存します。
 煎じ汁は、1日の分量を10gとし、600mlの水で半量まで煮つめます。これを3回に分け、食間の空腹時に服用します。

利尿効果もあるシャクナゲ

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 葉の煎じ汁は苦みがあって、心臓によいといわれます。また利尿作用もあり、むくみのある人にもむきます。生薬では、石南葉(しゃくなんよう:セキナンヨウともいう)といいます。
 採取の時期は春から夏です。葉の裏には赤褐色の毛が密生しているので、これを洗いながらこすり落とします。その後、日干しにしてきざんだものを保存します。
 効きめが強すぎるので、常用にはむきません。1日量は10gに制限し、400mlの水で2/3量まで煎じて2回に分けて服用します。

どうきに効くリュウノヒゲ

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 ジャノヒゲともいわれる常緑の多年草で、全国の山林や草原、庭先などに自生します。
 薬効は根にあり、貯蔵根といわれる、ふくらんだ部分だけが利用されます。煎じ汁は滋養、強壮にすぐれ、どうき、息切れにも効果があります。
 根は夏に掘り、貯蔵根だけを採って水洗いし、日干しにします。これが生薬の麦門冬(ばくもんどう)です。1日量を10〜15gとして、煎じて服用します。煎じるときにハチミツを加えてもよいでしょう。

その他のおすすめ食品・山野草


 トマトは心臓発作の原因となる高血圧を予防します。毎日、空腹時に1〜2個食べるのが効果的です。
 新陳代謝と血液の循環をよくするごぼうは、お粥に入れたり、きんぴらごぼうやたたきごぼうなどのお惣菜にして、ふだんの食事にとり入れましょう。
 ねぎの白い部分を、すり鉢などでつき、水少々とハチミツを加えて、ドロドロになるまで煮たものも効果があります。小さじ1杯を1日2回、食べつづけます。
 れんこんは、生のおろし汁をさかずき1杯、1日2回飲む方法があります。煮たものも心臓によいので、たくさん食べましょう。
 狭心症の胸の痛みには、ドクダミの煎じ汁が効きます。お茶がわりに飲むとよいでしょう。
 センブリは苦みが心臓病に効きます。乾燥したものを煎じて飲むか、細かく切ったものをかんで、にじみ出た苦い汁を飲みこみます。
 ほかに、ハコべの生の葉のしぼり汁を、1日3回、さかずきに1杯ずつ飲んだり、茶さじ1/4の抹茶を飲む方法もあります。
 高血圧症動脈硬化症の項も参照。
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狭心症・心筋梗塞の食事のポイントは


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血液が体内を流れるスピードは?
 体を一巡する平均時間は約1分。いろいろなルートがあるので、最短では20秒台で循環する。

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コレステロールのとりすぎに気をつけ、腹八分めを守る


 心臓のはたらきがわるくなり、血液が正常に流れなくなる病気を総称して、心臓病といいます。なかでも狭心症と心筋梗塞(しんきんこうそく)は、心臓の血管の障害が原因で、虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)とよばれます。
 心臓は、必要な酸素や栄養を、まわりをとりまく冠状動脈から送られています。この冠状動脈の血管にコレステロールがたまり、動脈硬化がおきると、血液が十分に流れなくなります。この状態が狭心症です。症状は、胸の痛みですが、軽いものから激しい痛みまで、程度はさまざまです。
 血管の狭くなったところに、血栓(血のかたまり)がつまって、血液がまったく流れなくなるのが心筋梗塞です。突然の激しい痛み、胸の圧迫感、締めつけ感を感じ、死ぬのではないかという恐怖感もあります。このような胸痛発作がおきたら、すぐに専門医の手当を受けなければなりません。
 予防法は、日常生活で心臓に負担のかかる危険因子をとり除くことです。特に注意したいのは、コレステロールを多く含む食べものやエネルギーをとりすぎないこと。さらに寒冷、ストレス、喫煙、過労、便秘に気をつけます。

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心臓は五臓の王
 中国の古書『皇帝内経』にあることば。肺、心臓、肝臓、脾臓、腎臓の五臓のうち、心臓の重要性は王に等しい。
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肥満、動脈硬化を促す動物性脂肪はひかえめに


 牛肉や豚肉の脂身(あぶらみ)の多い部分や、バター、ラード、ヘット、生クリーム、チーズ、アイスクリームなどは、ひかえめにします。魚介類では、タラコ、イクラ、ウニ、数の子、ウナギ、アナゴなどにコレステロールが多く含まれます。しかし、これらの食べものには必須アミノ酸が含まれるため、むやみに制限せず、上手にとる工夫が必要です。
 また、血圧を上げる塩分も要注意です。
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"じっと動かない"が原則
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心臓が1日に送り出す血液量は?
 心臓が拍動のたびに押し出す血液は、1分に4〜5リットル、1日にすると約7000リットルにもなる。
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