リンク集コム 家庭の医学大辞典 心と身体の健康ガイド 病気を治す食べ物 子供の病気・大人の病気 身近な食べもの・薬草を使った約730種類の家庭薬を掲載
家庭の医学 心と身体の健康ガイド
検 索 薬の知識 医薬品の分類と解説 病気・症状/薬の解説漢方薬の知識漢方薬(漢方製剤)の解説
症状から病気を見る
見分けかたのめやす
一刻をあらそう症状
一般的な症状
各部位の症状
知っておきたい健康知識
医師への上手なかかりかた
病気の予防と家庭での健康知識
検査の知識と正常値
人体の構造図
最新医学の基礎知識
応急手当て
病気を治す食べ物
気になる症状や病気
体にいい食べ物と薬草
(症状)
体調をよくする食べ物
体にいい食べ物と薬草
(食物・薬草)
女性の病気を治す食べ物
子供の病気を治す食べ物
老人の病気を治す食べ物
お薬・サプリメント
健康・医学カテゴリ
健康総合サイトアイドラッグ
人気サプリメント
健康
スポーツ
ダイエット
ビューティー
エイジングケア
フード&ドリンク
癒し&グッズ

病気についてを学ぼう

索引    調べたいのはどの部位?

冷えによる腹痛、下痢にしょうが

イラスト

 体が冷えると腹痛をおこし、下痢をするケースがよくみられます。こんなときはしょうがが最適です。しょうがは体をあたためる作用にすぐれ、冷えを解消し、胃腸のはたらきをよくします。
 漢方では、生のものを生姜(しょうきょう)、乾燥したものを乾姜(かんきょう)といいます。体をあたためる作用が強いのは乾姜です。単独で用いるより乾姜ともち米の煮汁にして飲むと効果的です。

便秘や血便にも効くきくらげ

イラスト

 きくらげは、きのこの一種で、白、黒、黄などの色があり、食用にも、漢方薬としても利用されます。おもな薬効は血液の浄化作用ですが、便秘や潰瘍(かいよう)にも効果があります。中国では、特に白きくらげが珍重されています。
 便秘で腹痛のあるときは、肉や魚、野菜などの炒めものや煮ものに入れて食べましょう。
 下痢や血便を伴う腹痛には、きくらげ15gとざらめ60gを300mlの水といっしょによく煮たものを食べます。

整腸作用があるうめ

イラスト

 うめは、日本ではうめぼしに加工するのがほとんどですが、中国では烏梅(うばい)や酸梅膏(さんめいこう)にして保存します。烏梅は、半熟のうめの実をくん製して干したもの、酸梅膏は種子を抜いた青うめの果肉をつぶし、布でこして数年ねかせたものです。
 すぐれた整腸作用は、烏梅、酸梅膏、うめぼしともに共通で、下痢や食あたり、腹痛に効果があります。下痢と腹痛がとまらないときは、烏梅10gを煎じて飲むとよく効きます。

苦みが痛みに有効キハダ

イラスト

 キハダの木の樹皮をはぎ、外側のかたい部分をとり除いて乾燥させたものが、生薬の黄柏(おうばく)です。
 黄柏は苦みに特徴があり、苦いと感じた神経の反射が、胃腸のはたらきを正常にします。
 腹痛には、細かくきざんだ黄柏3gの煎じ汁を1日分として服用します。粉末の黄柏は、1回1gを1日3回、食後に水か白湯(さゆ)で服用します。

煎じても、青汁でも効くハコベ

イラスト

 いたるところに生えていて、昔から食べられる野草として、春の七草にも加えられています。必要なときにすぐに採取でき、乾燥したものでも生でも使えます。春から夏の繁殖の時期に採ったものを、日光で乾燥させて保存するとよいでしょう。
 生のハコベは、約200gを塩でもみ、しぼった汁を飲むと、腹痛がおさまります。
 乾燥したものなら、15gを300mlの水で半量まで煎じ、2回に分けて飲みます。

その他のおすすめ食品・山野草


 下痢に伴う腹痛には、りんごやにんじんをすりおろしたり、やわらかく煮て食べるとよいでしょう。体をあたため、滋養もあるクズ湯も効果的です。
 梅肉エキス小さじ1をお湯でうすめて飲んでも効きます。
 がんこな下痢がつづくときはキンミズヒキが効きます。これは大腸炎や赤痢に著しい効果があるとされています。開花期の全草を採り、日干しにしたものを使います。1日量は10〜20gで、600mlの水で半量まで煮つめ、3回に分けて食後に服用します。
 リンドウは、根の部分に薬効があり、漢方では龍胆(りゅうたん)とよばれています。苦みがあって、腹痛や消化不良、食欲不振に効きます。乾燥させた根をきざみ、煎じて飲みます。粉末にしたものの場合は、1日に0.5〜1gを服用します。
 サンザシは、完熟前の10月ごろに採った実を湯通しして種子をとり、乾燥させます。消化、整腸作用にすぐれており、腹痛に有効です。5〜7gを水300mlで半量まで煮つめたものを、1日3回に分けて飲みます。
 便秘が原因でおこる腹痛の場合は、便秘の項を参照。
イラスト
イラスト

突然の激痛や、痛みがつづくときは病院へ


 腹痛の多くは、食道や胃、腸をはじめとする消化器官や、腎臓、膀胱(ぼうこう)といった泌尿器の病気でおこるほか、女性では子宮や卵巣などの生殖器の病気でみられます。また、心臓病の症状でも、おなかが痛くなることがあります。
 病気になった臓器によって、痛む位置や痛みの様子がちがいますから、どこが痛いか、急な痛みか、徐々に痛くなったか、痛みの程度などを観察します。ほかに、発熱、嘔吐(おうと)、下痢を伴うかどうかも重要なサインです。
 激痛の場合や、下血や吐血があるときは大至急病院へ行きます。いつまでも痛みがおさまらないときや、ほかの症状が強いときも医師の診察を必ず受けましょう。
 暴飲暴食など、はっきりした原因が思いあたるときは、あまり心配はありません。便秘でも腹痛がおこることもあります。
 薬は、原因がはっきりするまでは勝手に飲まないようにします。薬に頼らず、食事などで治す工夫をしましょう。



腹も身のうち
 痛くなったり、おなかをこわしたりしてからでは遅い。いつもおなかの健康を考えて、食事に注意せよということ。
イラスト

病院に行く前にこのチェックを


イラストイラスト
イラスト

慢性の下痢によく効くうめ

イラスト

 すぐれた整腸作用で下痢をとめます。抗菌力が強いので、細菌性の腸炎による下痢、嘔吐(おうと)にも効果を発揮します。
 うめぼし、梅肉エキス、烏梅(うばい)など、加工したものを使いますが、どれも効用に差はありません。生の青うめは、中毒のおそれがあるので食べられません。
 烏梅は、中国で薬用に使われるもので、市販されていますが、手作りもでき、保存もききます。下痢どめには、烏梅を煎じたり、粉末にしたものを飲みます。



イラスト




ホーム > ▼ご利用ガイド > 商品を探す > 成分で探す
成分で探す
人気成分 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 アルファベット
− 病気を治す食べ物 医学大辞典 子供の病気・大人の病気 −

家庭の医学大辞典 心と身体の健康ガイド 病気を治す食べ物 子供の病気・大人の病気 身近な食べもの・薬草を使った約730種類の家庭薬を掲載
inserted by FC2 system