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病気についてを学ぼう

索引    調べたいのはどの部位?

体内の熱をとり去るきゅうりの煎じ汁

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 きゅうりには、体内にこもった熱や湿気をとり去る作用があるため、夏バテにはぴったりの野菜です。むくんで体がだるく、食欲がないときに効果的です。
 きゅうりは生で食べても効果がありますが、熱を加えると利尿作用が強くなるため、きゅうりの煎じ汁がおすすめです。熟したきゅうりの皮をむき、30gを600mlの水で半量になるまで煎じ、これを1日3回に分けて、空腹時に飲みます。

胃腸をじょうぶにする緑豆粥

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 緑豆(りょくとう)は青あずきともよばれ、あずきの仲間です。強い利尿作用と、体内の熱をとる作用が強いため、夏バテや食欲不振には欠かせない食べものです。
 春雨や豆もやしの原料はこの緑豆です。夏バテ防止や暑気あたりには、緑豆粥がおすすめです。(お粥の作り方の項も参照)まだなじみのうすい緑豆ですが、中国料理材料店で買えます。

疲れがとれて安眠できるクサボケ酒

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 クサボケは晩夏から初秋にかけて、りんごのような芳香を放つ果実をつけます。この果実に夏バテによる疲労や倦怠感(けんたいかん)をとる作用があります。
 クサボケで作った酒が効果的です。果実500〜600gを水洗いしてから、ざるに上げてよく水をきります。これをグラニュー糖300gとホワイトリカー1.8リットルに漬け、半年から1年おきます。この酒を1日20〜30ml、寝る前に飲むと、疲れがとれ、ぐっすり眠ることができます。

体内の熱を冷ますすいか

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 すいかには、熱を冷まして暑さを忘れさせる作用があります。また利尿作用にもすぐれています。
 夏バテをおこしたら、すいかを食べたり、ジュースにして飲むとよいでしょう。口の渇きが激しく、水をやたらに欲しがるときにもおすすめです。その場合は、のどの渇きがとまるまで食べます。ただし冷え症、特に胃腸の冷えやすい人は、多食しないように気をつけます。

下痢を伴う夏バテにヒキオコシの煎じ汁

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 昔、弘法大師が道で倒れていた旅人に、ヒキオコシのしぼり汁を飲ませたら、たちまち回復したという伝説が残っています。実際、ヒキオコシの全草は、腹痛や胃腸、食あたりに効くことで、昔から有名な薬草です。現在も延命草(えんめいそう)という名で苦み健胃薬として用いられています。胃の調子をよくして食欲を増進させるほか、下痢をよくおこす夏バテにも効果があります。陰干しにして乾燥させたヒキオコシの全草2〜3gを煎じて飲むと効きます。
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冷たいものは体力消耗のもと。少量でも栄養のあるものを


 夏バテは、暑さに対して体温調節がうまくできないことからおこり、思考力が鈍る、全身がだるくなるといった症状が出ます。
 さらに胃腸のはたらきも弱まるので食欲がなくなる、水分ばかり飲んで下痢をする、夜、寝苦しいため睡眠不足になる、といったことが重なって体力はますます低下します。ときには頭痛、発熱、めまいなどの症状を伴うこともあります。
 これらの症状に悩まされる人は、体力をつけることが大切です。
 食欲がないからといって、冷たい飲みものや、あっさりしたものだけをとっていたのでは、体力は消耗するばかりです。
 量は少なくても、栄養効果のある食べものを食べるよう心がけます。たんぱく質、ビタミン、ミネラルをとる、油で調理したものをとる、さらに食欲を刺激するために香辛料や香りの強い野菜をとるようにしましょう。
 また暑いからといって、冷房のきいた部屋でゴロゴロしているのではなく、外に出て汗を流して、暑さに慣れるような訓練をすることも大切です。



昼寝を上手にする
 静かに目を閉じて瞑想にふけるだけでも昼寝の効果がある。夜の睡眠不足は昼寝で補いたい。

その他のおすすめ食品・山野草


 ニガウリは、胃腸が弱く夏バテする人に最適です。ニガウリをうす切りにし、塩でよくもんでからしぼります。これを豚肉や豆腐といっしょに炒め、しょうゆやかつお節などをかけて食べます。
 とうがんも夏バテ予防によい野菜です。新鮮なとうがんのしぼり汁をたくさん飲みます。
 すもものしぼり汁に酒を加えて飲んでもよいでしょう。
 ハスも効果的です。ハスの花と葉を適量の水で煎じて服用します。
 クマザサは生命力の大変強い植物です。クマザサエキスを飲むと、夏バテをしない体力をつくるのに効果があります。
 そのほかトマト、ギョウジャニンニク、アンズの実やホオノキの煎じ汁も夏バテに効きます。積極的にとりたいものです。
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お粥は老人や胃の弱い人をはじめ、ダイエットにもおすすめ。
ここでは、基本的な作り方とコツを紹介しましょう。


イラスト  まず米を洗います。洗う際、手早く水を捨てないとぬか臭くなるので注意します。
洗ったあとは、ざるに上げ、1時間ほどおいて、しっかり水けをきることも大切です。
 お粥を作るためのなべは土なべ、それも行平(ゆきひら)土なべが理想的です。
熱がやんわり回るため、長時間弱火で炊くお粥に最適です。ない場合は厚手なべでもかまいません。
 炊き方も大事です。なべに米と水を入れ、火にかけて沸騰したら弱火にし、あとは吹きこぼれないように数回に分けて差し水をしながら、ゆっくりコトコト炊きます。途中でかきまぜると、粘りが出て、のりのようになってまずくなるので、十分気をつけます。
 体調が思わしくないときは、薬粥にするとよいでしょう。お粥を前述のように炊いたあとで、症状に効く材料をすばやく入れて2〜3度煮立たせます。こうして薬効エキスがしみ出るのを待ってから食べます。
 忙しい人や、1回ごとにわざわざ作るのが面倒な人は、多めに作り、1回分ずつ冷凍しておき、食べるときに解凍するとよいでしょう。

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●薬粥にあうおもな材料と薬効
材料 薬効
あずき リウマチ
クコ 冷え症
ごぼう 脳卒中
サネブトナツメ 更年期障害
ハトムギ 糖尿病
やまいも スタミナ不足
緑豆 夏バテ




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