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病気についてを学ぼう

索引    調べたいのはどの部位?

血行をよくするしょうがパスタ イラスト

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 食欲増進、吐きけどめなど民間薬として効用の多いしょうがは、血行をよくする作用にもすぐれています。さまざまな種類がありますが、おもに使用されるのはひねしょうがです。生のひねしょうがをおろして小麦粉とまぜあわせたしょうがパスタを患部にはると、血行がよくなり、肩こりがグッと楽になります。  しぼり汁をお湯で割ったものや、ひねしょうがをホワイトリカーに漬けたしょうが酒も有効です。 イラスト

肩が軽くなる玉ねぎとしょうがの湿布

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 玉ねぎに含まれる刺激成分は、ねぎやにんにくと同じ硫化アリルです。この成分は消化液の分泌を助けたり、血行を盛んにする作用があります。おろし玉ねぎと、おろししょうが、みそをよくまぜあわせ、ガーゼに塗って患部に湿布します。乾いたらこまめに取り替えるようにします。何度か取り替えているうちに、肩がスッと軽くなります。また、高血圧症による肩こりは、玉ねぎのうす茶色の皮を煎じて飲んでも効果的です。

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炎症によく効く酢塩

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 酢は疲労回復に欠かせない食べものです。特に良質の醸造酢には新陳代謝を活発にし、イライラを鎮める作用があります。
 酢を使った料理を食生活に積極的にとり入れることはもちろんですが、外用薬としての利用価値も見逃せません。
 熱を伴うつらい肩こりには、熱湯1リットルに塩小さじ2、酢大さじ2を加えます。その中に浸したタオルを、熱いうちに肩にあてます。これを何度か繰り返すと血行がよくなり、肩のこりが楽になります。

肩、首のこりにはトロロコンブを使用

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 ワカメやコンブに含まれるヨードは、ホルモンを刺激して新陳代謝を活発にします。常食すると肩や首のこりの予防に効果的です。コンブには血圧を下げる作用もあるので、血圧が高いうえに肩こりの人にはぴったりの食品です。調理の必要がないトロロコンブは、手軽なうえに利用範囲も広くとても重宝です。ごはんにかけたり汁ものに入れたりして、毎日でも食べたいものです。こりがひどいときには、トロロコンブとだいこんおろしをまぜあわせたものに、しょうがのしぼり汁と醸造酢を加えて常食すると効果的です。

スイセンの球根の湿布薬は肩こりの特効薬 イラスト

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 スイセンの生の球根をおろして作る湿布薬を肩にはると、はれものや肩こりの特効薬になります。このとき、クチナシの果実の粉末をまぜると、より効果的です。乾いたらこまめに取り替えますが、患部が赤くなるようなら、すぐに使用を中止します。  ただし、スイセンの全草にはリコリンなどの有毒成分が含まれているので、服用すると吐きけやけいれんをおこすことがあります。絶対に内服してはいけません。

肩こりの初期に役立つクズの根の煎じ汁

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 クズは花も薬用に使われますが、おもに利用されているのは根の部分です。漢方ではこの根を葛根(かっこん)とよび、葛根湯の原料になります。葛根湯は一般的にはかぜ薬として知られていますが、じつは上半身にあらわれるほとんどの炎症に有効です。なかでも、肩や首すじのこりの初期にはとても効きます。クズの根があれば、これを天日干しにし、煎じて空腹時に飲むと効果的です。生のクズが手に入らないときは、漢方薬局にある乾燥クズを利用するとよいでしょう。

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痛みどめにはヨメナとカンゾウの煎じ汁 イラスト

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 カンゾウにはユリ科とマメ科のものがありますが、薬効があるのはマメ科のほうです。茎やヒゲ根を除いて日干しにしたものは、漢方では甘草(かんぞう)といい、痛みどめをはじめ、作用を穏やかに調整する緩和剤、せきどめ、たんきり、吐きけどめ、また痔の妙薬としても用いられます。開花時に採ったヨメナ(野菊)の葉と茎を乾燥させたものとカンゾウを煎じ、その煎じ汁を1日3回空腹時に服用します。これを常飲すると、肩こりからくる痛みをやわらげてくれます。



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一晩で楽になるツワブキの葉の湿布

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 肩こりには、ツワブキの生葉の両面をとろ火であぶり、よくもんでやわらかくしたものを冷ましてから肩にはると、ひどい肩こりも一晩で楽になります。 緊急のときなどは、葉を青汁が出るまでもみ、そのまま患部にはってもかまいません。 ツワブキは常緑なので1年中手に入りますが、春先の若葉がいちばん効果があります。

熱を鎮めるキハダの湿布薬

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 樹皮をはがすと鮮やかな黄色の内皮があらわれることから、黄肌(きはだ)という名がつきました。内皮を日干しにして乾燥させ、粉末にしたものは黄柏(おうばく)とよばれる生薬になり、健胃薬、下痢どめの薬などに用いられます。また熱をとる作用にもすぐれ、炎症を鎮める効果があります。ひどい肩こりや打撲傷、ねんざなどには、黄柏をパスタ状にしたもので患部を湿布すると、高い効果を発揮します。黄柏は漢方薬局でも手に入ります。
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胃腸や肺、目や鼻に異常があって肩がこる場合もある


 ものごとに熱中しやすいタイプの人を「こり性」といいます。肩こりもまた、熱中しすぎたときにおこりやすい症状です。肩こりは非常に多くの人にみられる症状だけに軽視されがちですが、肩だけでなく、首すじも背中も同時に苦しくなることが多く、とてもつらいものです。
 肩こりの原因はさまざまです。肩や首の筋肉は、体のあらゆる部分の疾患によって過度に緊張しやすく、肩こりをひきおこします。胃腸、肺、肝臓、目や鼻、耳、歯に異常をきたしたり、また血圧が高かったり、動脈硬化症の人に肩こりがおこりやすいのはこのためです。あまり長くつづく場合は、病気も考えられるので注意しましょう。
 病的な原因のない肩こりは、筋肉が緊張して収縮し、血行がわるくなることからおこる場合がほとんどです。もともとなで肩や筋力のない人は、血行がわるくなりがちなので、日ごろから肩がこりやすいようです。
 肩こりのなかで最も多い原因は精神的なものでしょう。日常生活のなかでのストレス、プレッシャーが神経に作用して血行をわるくしてしまうのです。つとめて気分転換をはかり、姿勢をよくし、適度な運動、入浴などで血行をよくするよう心がけましょう。また、バランスのとれた食事、十分な睡眠をとることで、肩こりは軽減されます。



長時間同じ姿勢でいることも肩こりの原因に
 ときどき作業を休み、軽い体操などをしてリラックスするとよい。
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血液の循環をよくして、こりをほぐす薬湯


 肩がこっているときは、肩をあたためることが大切です。ぬるめのお湯にゆっくりつかると血液の循環がよくなり、肩のこりもほぐれます。薬湯に入浴すると、肩のこりがさらに楽になります。
 冬至に入浴するとかぜをひかないといわれるユズ湯は、肩こりをはじめ神経痛、リウマチにも有効です。生のユズ4〜5個を4つ割りにして、沸かしたお風呂に入れます。
 また、夏みかんは、新陳代謝を活発にし、筋肉疲労に役立ちます。干した皮を沸かし湯に入れるとよいでしょう。
 ショウブ湯も肩こりに最適です。薬効があるのは沼や川に自生するサトイモ科の植物で、花ショウブとは異なります。根ごと刈って、陰干しにしたもの(生薬名は菖蒲根<しょうぶこん>漢方薬局にある)ひとつかみを沸かし湯に入れます。
 そのほか、ヨモギやセリも薬湯になります。

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その他のおすすめ食品・山野草


 だいこんおろしに塩少々を加えて患部を湿布します。かゆみなどの皮膚症状が出る場合は使用を中止します。
 皮をむいたさといもをおろし、ガーゼなどに塗って、こっているほうの肩を湿布します。ただし、かゆくなったら湿布をやめてください。
 ハマボウフウの根を水で洗って陰干しにします。粉末にしたハマボウフウ10gを400mlの水で半量になるまで煎じます。これを1日2回に分け、あたためて飲むと慢性の肩こりに効果的です。ハマボウフウの根の粉末は漢方薬局でも手に入ります(生薬名は浜防風<はまぼうふう>)。
 クマザサ風呂に入ると全身の血行がよくなり、肩こりはもちろんのこと、腰痛や疲労回復に役立ちます。
 サクラの内皮15gとクチナシの果実8gをまぜていり、粉末状にします。これを酒で割って飲むと、急性の肩こりによく効きます。
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日常生活のなかに肩こりの原因がないかをチェック


 日常生活のなかにも、肩こりの原因はいろいろあります。枕を替えたり、窮屈な服を着たり、度のあわないメガネをかけていたり、机といすの高さがあっていないままデスクワークをしたり、わるい姿勢で読書をしたりなどということがないか、ふだんの生活をもう一度チェックしてみましょう。また、日ごろから肩や首の体操などをとり入れ、疲労や精神的ストレスをためこまず、入浴時間をゆったりとるのもよいでしょう。



まだある肩こりの原因
 机やいすの高さ、傾きがあわないと首に負担がかかって肩こりの原因に。クーラーの効きすぎにも要注意。
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