●減量を助ける食べもの

イラスト 体脂肪になりやすいものに糖質を含む食品があります。砂糖、くだもの、清涼飲料水、アルコールは要注意食品です。特にアルコールは、食欲を高めるばかりか、肝臓での脂肪合成を亢進させるので、肥満につながります。
 脂肪は不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)を多く含む植物油や魚油(EPA)が減量に役立ちます。なぜなら不飽和脂肪酸は、体内の脂肪合成をおさえるはたらきがあるからです。ただし、油を大量に吸いこむ天ぷらやフライは避け、ドレッシングか炒めもの程度にとどめます。
 たんぱく質は、体重1kgにつき1gは必要です。肉類なら鶏のささ身で、あるいは脂肪の少ない白身魚などの魚類から摂取するようにします。また牛乳より脱脂粉乳のほうが、たんぱく質がとりやすいようです。
 食物繊維は、糖質や脂質の吸収をおさえる作用があります。野菜・きのこ・海藻類は、食物繊維のほかに、ビタミン、ミネラルが多いうえ、低エネルギー・ノーエネルギー食品ですから、安心してたっぷり食べられます。


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